« ちゃきの将棋世界2016年8月号 | トップページ | 東急将棋まつり50回記念 東急チーム対抗戦 »

2016年8月 4日 (木)

第37回全国中学生選抜将棋選手権大会

行くぜ天童、電車に乗って。。。 と、いつものフレーズで行きたいところですが、今回は車にて天童入り。。通常より、1日早く山形入りして、かみのやま温泉で英気を養って天童入りをしました。

と言う事で、8月2日から4日まで天童で開催された、第37回全国中学選抜将棋選手権大会に参加してきました。

これで3年連続参加、でも3年生と言うことで今年が最後です。1年生の時はベスト8、2年生の時は3位と言うことで、今年の目標はやはり優勝。。。

昨年まで連覇していた今井さんは奨励会入りと言うことで今年はいません。ちゃきも含めてトップ層は団子状態、当然ちゃきにも優勝のチャンスは大きくあります。

 
  
会場は例年と同じくタイトル戦の舞台にもなる”ほほえみの宿滝の湯”です。ロビーでの受け付けの後、参加選手は各自の部屋へ、だいたい7~8人で地域の近いものが同部屋になります。ちゃきは、東京、神奈川、山梨、長野、富山、石川(2人)、と一緒でした。
 

夕方から全員での記念撮影と開会式の練習をして、明日の大会に備えます。 そして、二日目はいよいよ大会です。今回の大会の参加者は男子52人、女子43人の計95人。女子で言えば県代表を出していない県や、代表を2名出している県もあります。

 
最終日に戦えるのはベスト4以上、女子でベスト4以上に残りそうなメンバーを勝手に予想すると、研修会グループでは、I谷さん(B2)、ちゃき(C1)、U田さん(C2)、O城さん(C2)、M町さん(C2)、K藤さん(D1)、研修会以外ではI谷さん(千葉)、N原さん(富山)、Tさん(埼玉)と言ったところでしょうか(と言いながら、どこに伏兵がいるかわかりません。)

今井さんが抜けたとは、全体的なレベルは昨年より上がっているように見えます。やはり優勝候補の一番手は、昨年準優勝の研修会B2のI谷さんでしょうか。
 
 
さて、いよいよ大会です。開会式のあと中川八段の合図で一斉に対局開始。
みんな一斉に『お願いしまーす。。』となるはずでしたが、振り駒がまだで張り詰めた緊張感が一気にほぐれました。これも緊張を解くための中川八段の作戦?!
  
 
予選は、2勝勝ち抜け、2敗失格で、持ち時間は20分、秒読みは30秒です。   大会開始の直後は彬子女王が、対戦の様子を一通り見て行かれました。

さて、ちゃきの予選の結果は

予選1回戦  Y口さん(岐阜)  ○  研修会F1
予選2回戦  W部さん(岡山)  ○
 
多少危ない場面があったと言うことですが、まあ順調に予選は通過しました。
 

午後は、決勝トーナメントで、決勝トーナメント進出は22名。注目の対戦相手を決める抽選。各県で2人決勝トーナメントに進んでいるところもあるので、同県同士は山の右と左に別れるようにくじ引きが行われます。
 
さてこのくじ引き、ベスト4に進む山は大きく4つに分かれますが、昨年は一部の山に強豪が集まりましたが、今年は先ほどあげたベスト4候補9人が、それぞれ4つの山に2~3人づつばらけました。
さて、ちゃきとして一番気になる研修会B2のI谷さんは、隣の山。勝ち続けていけば、今日最終戦の準決勝で当ることになります。
 
さて、ちゃきの結果は  
 
決勝1回戦  シード
決勝2回戦  M町さん(福岡) ○  研修会C2
準々決勝   S原さん(大阪) ○   研修会D2
準決勝     I谷さん(愛知) ○  研修会B2
 
決勝トーナメント2回戦、いきなり相手は研修会C2の強豪。ただ、この対戦ちゃきの右玉から作戦勝ちをしてそのまま勝利、
 
準々決勝は相手の振飛車に居飛車穴熊で対抗。序盤は悪くしながらも徐々に盛り返して勝利。
 
そして、いよいよI谷さんとの対戦。(ベスト4は、予想の範疇のメンバーでした。)
I谷さんとは公式の大会での対戦はなく、昨年の浜松錬成塾の合宿の際に対戦して負けたことがあるのみ。
 
この対戦、当初からの作戦通り、相右玉に。途中から一方的になり、その流れのまま勝ち切りました。うーん、強いぞちゃき。。この勢いで優勝だ。。
 
ただ、本日の対戦はこれまで、決勝は明日です。対戦相手は富山のN原さんで1年生です。このN原さん、駒姫名人、小学生名人の県代表、今年のリコーのアマ予選突破など、1年生ながらも実績多数。あの鈴木英春さんに鍛えられていることもあってか強いです。
 
ちゃきとの過去の対戦はなし。。身長は大きく差をつけられているけど、年の数なら負けません。。
 
 
そして、3日目のいよいよ決勝戦(3位決定戦も同時開催)。

決勝戦の対局はホテルの和室で行われ、その他の選手たちと保護者達は、大会場で大盤解説を聞く事になります。
 
  
最初に男子の対局がスタートし、15分後に女子の対局もスタート。昨年まで棋譜は紙での受け渡しでしたが、今年からネットを介してのやりとり。。(男子の盤面は会場にモニタ画面があり)

対戦は、駒組が進むがなかなか戦いが始まらない。。相手が多少手損をしている間にちゃきは陣形を整え、駒組の段階ではちゃきの方がちょっといいとの大盤解説の宮本五段の評。

そして、ちゃきが戦端を開く。。。ただ、この仕掛けは今一つで、この辺りから徐々に形勢は相手方へ、また形勢が悪くなるのと同じく、棋譜中継のネットの具合も悪く、紙でのやり取りに変更して、リアルタイムの状況はよくわからなくなる。。
 
そして、終盤。。ちゃきの玉がピンチ!!受けても一手一手なので、詰めろをかけて相手に手番を渡す。。なんか詰まされそう。。

※以下の『』会話は、実際のセリフとは多少違うかも知れません。(正確に覚えていない)

宮本五段『これは、詰みがありますね。。わかる人!!』
うーん、やっぱりだめなのか。。。
宮本五段『龍を切ってもいいけど、先に桂を打ったほうが判りやすいかな。。』
万事休す。。

この先の女子側の棋譜情報が来ていなかったので、男子の方の解説へ。
男子の方も、正しい棋譜が来ていないようで、会場にあるモニタ画面に映っている最新画面を大盤に並べると。。

宮本五段『これは、後手の角での王手に対して角合いをして、後手が王手で銀を打った局面みたいですね。これは、詰みそうですね。』
会場の中学生『その角合って王手では???』
 
先手玉が詰み筋に入っている中、合駒の逆王手に気づかず、王手放置での負け。正しく対応すれば、後手の勝ちだったのに衝撃の幕切れ。。やっぱり秒読みは怖い。。。
 
 
そして、女子の棋譜が到着。。
宮本五段『女子の方も、まさかの結末が。。。』
えっ。。かすかな希望が。。。

結果は、相手の時間切れでの勝ち。。先ほどの宮本五段の言っていた、桂打ちをしようとしたけれど、時計をたたくのが間に合わなかったらしい。。。

と言うことで、女子のほうも薄氷の勝利。まあ、最後まであきらめずに詰めろまでかけにいったのが勝因でしょうか。。
  
 
最後に表彰式が盛大に行われました。 昨年のこのブログに『来年は優勝できるように、ちゃきもこぴっと頑張れ!!』と書きましたが、今年も目標達成!!

これは、縁起がいいということで今年も書いとこ
 
『来年高校選手権優勝できるように、ちゃきもこぴっと頑張れ!!』
 
と言うことで、また来年。
  
 
最後に 全国大会にふさわしくとてもいい大会でした。 主催の天童青年会議所の人達の皆さま、大変お世話になりました。 3年間ありがとうございました。
 
 
(中学選抜一口メモ)
中学選抜は参加者の交通費は支給されます。(乗車券+特急券)、その他参加費(宿泊費)が今回は18,000円でした。

付き添いの親もホテルに泊まれます。付き添い者の特別プランがあり、料金は通常泊まるよりも安く設定(15,000円)されていますが、食事は子供達と同じ料理で普通に泊まる時に出されるものとは違うようです。

近くの朝食付きの安めのホテルに泊まって、夜は郷土料理を堪能するのが、いいパターンかも知れません。

|

« ちゃきの将棋世界2016年8月号 | トップページ | 東急将棋まつり50回記念 東急チーム対抗戦 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1224491/66845845

この記事へのトラックバック一覧です: 第37回全国中学生選抜将棋選手権大会:

« ちゃきの将棋世界2016年8月号 | トップページ | 東急将棋まつり50回記念 東急チーム対抗戦 »